X-E1 + Dallmeyer Speed Anastigmat 1inch f1.5


Speed Anastigmat 1inch f1.5は16mmフィルム用レンズながらマイクロフォーサーズを余裕でカバーするレンズです。今回はさらに大きなセンサーサイズを有するFujifilm X-E1の作例をご紹介しましょう。


X-E1 3:2 PROVIA

まずは最短開放での一枚。
APS-Cフォーマットですので35mm換算約37.5mmの焦点距離となりますので少々ワイドな印象です。背景のグルグルボケは目立ちますが、オールドレンズとは思えないほど発色が良く周辺減光も目立ちません。



X-E1 3:2 PROVIA

2mほど離れた遊具を開放で。
近距離の撮影では周囲に放射状のボケが見られるのも大きな特徴です。APS-Cではマイクロフォーサーズで使用する範囲よりも外側まで記録する為、放射状のボケがより強調されています。
この距離では四隅に減光が見られますが、はっきりとしたケラレが出ないのには驚かされました。


X-E1 3:2 f8 PROVIA

3mほど離れたポストを絞って撮影。
最後に絞っての作例ですが、周囲に破綻は見られるものの開放で目立っていた放射状のボケや減光が目立たなくなりました。開放とは全く異なる落ち着いた描写です。

焦点距離25mmながら、APS-Cフォーマットでも使用し易い稀有なレンズです。

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