Cooke Speed Panchro 35mm f2のX-E1による作例のご紹介です。
Arrifelxスタンダードマウントのレンズなので、アダプターを使用して本体へと取り付けています。
X-E1 3:2 PROVIA
まずは接写でムクゲの花を開放で。
最短撮影距離はレンズ先端から30cm程度で十分に寄って撮影することが可能です。開放からシャープで、モノクロ時代のレンズながら発色も非常に良好です。
最短撮影距離はレンズ先端から30cm程度で十分に寄って撮影することが可能です。開放からシャープで、モノクロ時代のレンズながら発色も非常に良好です。
X-E1 3:2 PROVIA
こちらも接写、開放での一枚。
黒に締まりがあり見た目に近い色味を再現してくれています。
Biotar 3.5cm f2の作例と似たアングルで撮影したので、比較すると両者のキャラクターの違いが良くわかります。
X-E1 3:2 PROVIA
2mほどの位置にピントを合わせ開放で。
中距離撮影時の背景ボケには口径食が目立ちます。ざわざわとしたついた印象ですが、ピント部を浮き上がらせてくれる良い効果となっているようです。
中距離撮影時の背景ボケには口径食が目立ちます。ざわざわとしたついた印象ですが、ピント部を浮き上がらせてくれる良い効果となっているようです。
X-E1 3:2 PROVIA
最後も開放での一枚。
開放撮影時は条件により周辺減光が目立ちますが、こっとりとした色味と相まって独特の雰囲気をかもし出してくれています。
1930年代には製造されていたSpeed Panchroシリーズですが、その後改良を加えられSeries2、Series3(18mm、25mm)へと発展していきます。Series2の32mm f2と比べるとレンズの絶対的な性能ではなわないものの、「味」という点ではこちらに軍配が上がるかもしれません。
開放撮影時は条件により周辺減光が目立ちますが、こっとりとした色味と相まって独特の雰囲気をかもし出してくれています。
1930年代には製造されていたSpeed Panchroシリーズですが、その後改良を加えられSeries2、Series3(18mm、25mm)へと発展していきます。Series2の32mm f2と比べるとレンズの絶対的な性能ではなわないものの、「味」という点ではこちらに軍配が上がるかもしれません。
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