Nikon Cine Nikkor 25mm f1.8 ( Cマウント )

Nikon Cine Nikkor 25mm f1.8

国内のCマウントレンズといえばCanonやCosmicarなどでは比較的安価なものが流通していますが、CineNikkorシリーズも同様に手頃な物が数多く見られます。
当ブログではこれまでに50mm f1.8100mm f2.8を紹介していますが、どちらも鮮やかな発色の素晴らしい描写を楽しませてくれました。

この25mm f1.8はCineNikkorの中では最も開放値の暗い標準レンズですが、どのような描写を楽しませてくれるでしょうか?


Nikon Cine Nikkor 25mm f1.8
GH1 3:2

まずは開放最短での一枚。
25mmクラスのCマウントレンズでは標準的なイメージサークルで、マルチアスペクトの3:2では四隅に少々のケラレが発生します。16mmフィルムに合わせた適正な設計がされているといえます。
他のCineNikkorと同じく、コントラストが強くコッテリとした発色が特徴です。


Nikon Cine Nikkor 25mm f1.8
GH1 3:2

こちらも開放で踏み切りの非常ボタンを。
無理の無い開放値の影響か、ピント部は開放から非常にシャープで発色も良いです。
背景では口径食が目立ちますが、光量落ちと相まって中心部が浮き出てくるかのようです。

本来の使用目的である16mmフィルムのサイズでは全域でシャープな描写となりますが、マイクロフォーサーズでのドラマチックな描写を楽しむのもオススメです。


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