X-E1 + Carl Zeiss Planar 50mm f2

Carl Zeiss Planar 50mm f2

Planar 50mm f2はLeicaマウントへの改造ベースとしても人気のレンズですが、今回はAPS-Cのセンサーを持つX-E1での作例のご紹介です。


Carl Zeiss Planar 50mm f2
X-E1 3:2 PROVIA

早朝、近所の猫を開放で。
ピント部は繊細に描写されており、体毛の微妙な色合いを自然に描写してくれています。
背景のボケも落ち着いている印象です。


Carl Zeiss Planar 50mm f2
X-E1 3:2 PROVIA

神社の鈴緒にピントを合わせて開放で。
日光が強く当たっている箇所でも滲みが目立たず、暗部も潰れずに階調が残っています。
背景の光の粒を確認すると、口径食が少ないことがわかります。


Carl Zeiss Planar 50mm f2
X-E1 3:2 PROVIA

最後に、年季の入った信号機を開放で。
周辺減光が目立ち易い条件ですが、ほとんど気にならない程度に収まっています。
発色が良く、信号機の腐食から空の色まで見た目と同じように切り取ってくれました。

全域にわたってフラットで、どんな場面でも自然な写りを楽しませてくれます。
製造から50年ほど経過しているものの、現在のレンズにも全く引けを取らない描写です。


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