Schneider Xenon 50mm f2 ( Cマウント )

Schneider  Xenon 50mm f2

シネカメラには、レンズ交換をスムーズに行う為に複数のレンズを取り付けられるものがあります。Cマウントを採用しているカメラでは、Bolexやfilmoが有名です。
その為同じメーカーのレンズでは、焦点距離の異なっていても操作感が変わらない様に設計されているものがあります。

Schneider社のXenon 50mm f2も、同年代のXenon 25mm f1.4同じ形状の絞りリング、ピントリングを持っています。

それでは、GH1開放での作例をご覧ください。


Schneider  Xenon 50mm f2
GH1 3:2

まずは最短撮影距離、約60cmでキバナコスモスを。
接写時はマイクロフォーサーズでも十分なボケ量があり、幻想的な描写を楽しむ事ができます。
ピント部は開放からとてもシャープです。


Schneider  Xenon 50mm f2
GH1 3:2

少し離れて狛犬を。
強い日射しの当たっている為反射部に若干の滲みが見られますが、全体的には締まりのある描写です。


Schneider  Xenon 50mm f2
GH1 3:2

最後にボケの雰囲気が分かりやすい樹木の葉を。
中心部から離れるにつれて徐々に光の形状が歪んでいきます。25mm f1.4とよく似たボケ味です。

操作感も去ることながら、描写にも統一感が出るように設計されているのかもしれませんね。


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