X-E1 + Nikon Cine Nikkor 50mm f1.8

Nikon Cine Nikkor 50mm f1.8

16mmフィルム用CマウントレンズCine Nikkor 50mm f1.8は、マイクロフォーサーズとの組み合わせでは発色の良い良好な描写を見せてくれました。
今回はAPS-Cサイズのセンサーを搭載したX-E1での作例をご紹介します。


Nikon Cine Nikkor 50mm f1.8
X-E1 3:2 PROVIA

まずは最短開放での一枚。
コントラストの強い鮮やかな発色で、中心部はとてもシャープです。
周辺減光が目立ちますが、被写体を際立たせる良い効果となっている様です。


Nikon Cine Nikkor 50mm f1.8
X-E1 3:2 PROVIA

2メートルほど離れた手すりにピントを合わせて。
こちらも開放での撮影ですが、やはりコントラストが強く締りのある描写です。
16mmフィルムよりも遥かに大きいAPS-Cでは、中心部から離れるほどに樽型の歪曲収差が目立ちます。
背景のボケは、口径食が大きいものの比較的落ち着いた印象です。


Nikon Cine Nikkor 50mm f1.8
X-E1 3:2 PROVIA

最後は銭湯の煙突を開放で。
遠景では四隅の減光がはっきりとしたものとなりますが、空や煙突の微妙な色味をしっかりと再現してくれています。

個性的な写りが好みの方にはAPS-Cでの使用も良いかもしれませんね。


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