X-E1 + Fuji Cine Fujinon 7.5cm f2 ( Lマウント改 )

X-E1 + Fuji Cine Fujinon 7.5cm f2

レンズユニットのみの状態から連動無しのLマウントへと改造されたCine Fujinon 7.5cm f2 改ですが、今回はX-E1の作例をご紹介しましょう。

数十年前のシネレンズと最新ミラーレス機、新旧Fujiの夢のコラボレーションです。


X-E1 + Fuji Cine Fujinon 7.5cm f2
X-E1 3:2 PROVIA

まずは最短開放を少々アンダーで。
135mm用のヘリコイドを使用しているので移動量が大きく、レンズ先端から約40cmまでの接写が可能です。
開放最短では被写界深度が浅く、シビアなピント合わせが必要ですので、236万ドットのEVFによる拡大表示はとても便利です。


X-E1 + Fuji Cine Fujinon 7.5cm f2
X-E1 3:2 PROVIA

数メートル離れた人の列を開放で。
逆光に特別強いわけではありませんが、光源に注意すれば日中の撮影も容易です。
背景のボケは自然な印象ですが、中心から離れるほどに口径食が目立つようになります。


X-E1 + Fuji Cine Fujinon 7.5cm f2
X-E1 3:2 PROVIA

最後にf4に絞っての一枚
開放では柔らかい描写ですが、f4程度まで絞るとずいぶんと締まりのある絵になります。
歪曲収差も目立たないので気持ちの良い写りです。

同一メーカーのボディとレンズの組み合わせは、撮影していてもなんとなく嬉しいものです。
CineFujinonには他の焦点距離も存在していまので、X-E1を使用している間にぜひとも手に入れてみたいです。

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