NEX-3 + Astro Berlin Kino Ⅳ 50mm f1.4 Projection Lens 改


プロジェクターレンズを改造してCマウント化されたKino Ⅳ 50mm f1.4 Projection Lensですが、NEX-3と組み合わせではどのような描写を見せてくれるのでしょうか?
開放での作例をご覧ください。


Astro Berlin Kino Ⅳ 50mm f1.4 Projection Lens
NEX-3 3:2

まずは最短撮影距離での一枚。
焦点距離は50mm(35mm換算75mm)ですが、APS-CフォーマットのNEXでは四隅にケラレが発生しています。前玉の先にあるフード部が少々長いので、その影響が大きい思われます。
開放ではかなりのグルグルボケが発生していますが、マイクロフォーサーズで使用したときと印象はあまり変わりません。


Astro Berlin Kino Ⅳ 50mm f1.4 Projection Lens
NEX-3 3:2

数メートル離れた社にピントを合わせて。
薄暗い条件だったにもかかわらず、意外と発色が良いように感じました。
ピント部までの距離が離れてもケラレ具合が変わらないので、やはりフード部がケラレに大きく影響している様です。


Astro Berlin Kino Ⅳ 50mm f1.4 Projection Lens
NEX-3 3:2

夕暮れの商店街で。 
条件によってはご覧の通り、少々フレアっぽい印象になることもあります。もともと撮影用に制作されていないレンズですので、逆光気味のシチュエーションでは注意が必要です。
しかし、イメージサークルが適度に大きくバックフォーカスもある程度稼げていますので、改造用のレンズとしては良いのかもしれません。

プロジェクターレンズに興味がある方は改造してみてはいかがでしょうか?

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