Dallmeyer Wide Angle Speed Anastigmat f1.5 ( Cマウント改 )

Dallmeyer Wide Angle Speed Anastigmat f1.5

Dallmeyerの広角Cマウントレンズ、WideAngle SpeedAnastigmat f1.5は、純正状態では本来はマイクロフォーサーズで大きくケラれるレンズです。
絞りリングがケラレの原因となっているのが判明しましたので、絞りリングを可能な限り短くカットしました。
 

サイズも小さくなり、E-P3との組み合わせではジャケットのポケットに収まる薄さとなりました。


Dallmeyer Wide Angle Speed Anastigmat f1.5
E-PL3 3:2

まずは開放接写での一枚。
KinoPlasmat型のレンズ構成のレンズですが、グルグルボケが目立つ特徴的な写りとなっています。


Dallmeyer Wide Angle Speed Anastigmat f1.5
E-PL3 3:2

次に絞っての作例を。
このレンズはf2.8で最もケラレが少なくなりますので、それ以上絞り込めないように加工してあります。

ピント部が開放時よりもさらにシャープになり、ケラレも四隅にわずかでに残る程度です。加工前と比べるとずいぶんと使用しやすくなりました。


Dallmeyer Wide Angle Speed Anastigmat f1.5
E-PL3 3:2

収差の多い癖玉レンズですが、見た目とは異なる不思議な写りをプレゼントしてくれます。

使うたびに驚きのあるレンズです。

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