Dallmeyer Rareac 25.5mm f1.9 ( Cマウント改 )

Dallmeyer Rareac 25.5mm f1.9

Dallmeyerには人気のSuper-Six以外にも、TripleAnastigmatやKinematographなど様々な銘柄のレンズあります。その中でも特徴的な名前で興味をそそられていたのがRareacシリーズです。

硝材の異なるスーパーシックス型と言われており、3/4inch、25.5mm、80mmなどの焦点距離が存在しているものの中々お目にかかることができません。

今回、マイクロフォーサーズにぴったりの25.5mm f1.9を手に入れる事ができたので、Switarのヘリコイドを使用してCマウント改造を行いました。
分解したところ4群6枚のSuper-Six型の構成ということが確認できましたので、同じくCマウント改造レンズ、Super-Six Projection 25mm f1.9 改が良い比較対象になりそうです。

それではGH1を使用しての作例をご覧ください。


Dallmeyer Rareac 25.5mm f1.9
GH1 3:2

まずは雨上がりの朝に最短開放で。
当日は薄い曇り空だったのですが、全体的にフレアがかった絵になっています。
雨露の反射が端に行くほどに楕円になりますが、グルグルボケという感じではありません。Suoer-Six Projectionと似た印象のボケ味です。


Dallmeyer Rareac 25.5mm f1.9
GH1 3:2

こちらは屋内で絞っての作例です。表記がないのですが恐らくf4程度と思われます。
開放と比較するとグッと色味が締まり、見た目に近い自然な写りとなっています。
ピント部はとてもシャープで背景も綺麗にボケています。


Dallmeyer Rareac 25.5mm f1.9
GH1 3:2

最後に開放の作例をもう一枚。

逆光に弱いレンズですが、光源に注意すれば開放からとても良い発色を得ることが出来ます。 ピント部もとても繊細に描写してくれています。

条件によってコロコロと表情を変えるので、撮影するのが楽しくなるレンズです。

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